美容皮膚科|そらこころ診療所|王寺駅の心療内科・精神科・漢方内科・整形外科

〒636-0002 奈良県北葛城郡王寺町王寺2-2-1 栄和ビル2階204号
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美容皮膚科

美容皮膚科|そらこころ診療所|王寺駅の心療内科・精神科・漢方内科・整形外科

はじめに

そらこころ診療所の自由診療「美容皮膚科」 

 医療機関での美容施術は何よりも「安全であること」、「効果がきちんとあること」が大事だと思います。

 当院の美容皮膚科では安定した効果が見込める、優しい施術に絞ったものをいくつか用意しました。

 当院では、高性能の肌診断機を用いた「お肌カウンセリング」、キセノンライトを用いた「IPL フォトフラッシュ治療」、業務用美顔器を用いた「イオン導入・エレクトロポーション」、医療機関でのみ使える酸を用いた「ケミカルピーリング」、医療用医薬品を用いた「美容内服薬」を用意しています。

 美容にあまり入れ込み過ぎると逆に疲れてしまうこともありそうで、知れば知るほど深い―。最近盛んな美容医療ですが「シミを取らなきゃ」とか「キレイにならねば」ではなく、「日々のご褒美に」とか「どうせなら楽しいアンチエイジングを」という気軽な気持ちで来ていただければ嬉しいです。

 1日2回、もしくは1回、必ず毎日向き合う「スキンケア」に美容皮膚科の科学を楽しく取り入れてみませんか。

 気軽にこのホームページから予約してアクセスしてみてください。

肌カウンセリング

◎肌診断機

肌分析専門メーカーの最上位機 Neo Voir Ⅰ を用いて今のお肌の状態を詳細にチェックできます。

お顔だけ入れて目を閉じて撮影します。同じ角度・位置で撮影することでビフォーアフターも確認できます。

モニターが32型とかなり大きいですがメーカー指定のサイズです。確かにこれだけあればほぼ実物大のお顔とお肌が詳細に確認できます。

 

◎肌診断機NeoVoirⅠとは

   クリニックや研究機関用に開発された1800万画素の高解像度と4つの光源で、肌を様々な角度から精密に肌診断することができる日本製肌分析機です。

 顔全体を入れて撮影する「全顔型」で、4種類のLED光源を用いて肌分析超高解像度カメラで撮影をすることで、肉眼では確認が困難な肌の細部まで精密測定が可能です。

 目に見えている状態だけでなく、隠れたシミ、未来のシミ、しわの状態、肌の赤み、毛穴の広がり、皮膚のくすみなどの対策ができます。数値化を含めて客観的に肌の状態を分析することで、皮膚の改善に有効な美容施術や最適な化粧品へと導くことができ、肌の状態だけでなく施術やケアの過程、そして結果まで確認することができます。

診断項目:毛穴、しわ、しみ、赤味、ブラウン色素、皮膚トーン、メラニン、ポルフィリン、光彩、皮脂、未来ジワ

4つの光源で撮影した画像分析イメージで、現在のお肌の状態を詳しく確認することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎肌診断機 NeoVoirⅠ plusの使い方

 まずは今のお肌の状態を確認することができます。かなりマニアック(?)な作り込みをされていて、肌の凸凹をミリ単位で数値化したりまるで地図の高等線のように表示できますので思わず見入ってしまいます。

 また日本人2万人の撮影結果を基にAI分析した肌診断が得られます。

この分析結果が二次元バーコードで即座にお手元のスマホへ転送されます。「うわぁ」と思っても後から自分でじっっくり見ることができるのが何気に高評価です。

新しい化粧品を買わなくても、高価な施術を受けなくても、とりあえず「今しているスキンケアが自分に合っているの?」の答え合わせにいかがでしょう。

IPL 光フォト治療

◎IPL 光 フォト治療とは

 IPL光治療は、さまざまな波長の光を優しく肌に照射することで、幅広い肌悩みに効果を発揮する治療法です。

主に皮膚の若返り(リジュビネーション)、具体的にはシミやそばかす、くすみ、毛穴の開き、肌のハリ・ツヤ感アップなどが得られます。

1回あたりの施術効果はマイルドですが、施術後の赤み・腫れなどが少ない点が特徴であり、人気のある施術です。

 

一般的に「フォトフェイシャル」を呼ばれているのはルミナス社のM22の商標であり、IPLという光を肌に照射して美肌を目指す医療機器です。
多くの方に同義で語られるほど人気のある施術で、正式にはIPL光治療といいます。

当院では皮膚色素性疾患(シミや赤みなど)に対する国内初の薬事承認を取得しているキャンデラ社のNordlys(ノーリス)®を用意しました。

ノーリスのパンフレットから。

いくつもIPL治療ができる他のメーカーの機器と迷いましたが、①国内初の薬事承認と得ていること、②製品品質に信頼がおける歴史あるアメリカの大手メーカー・キャンデラ社の製品であること、③保守管理や美容科学に関する教育研修に力を注いでいるメーカーであること、③知り合いの形成外科専門医も選択した製品であること、等々から決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

Nordlys(ノーリス)は IPL (Intense Pulsed Light) を所定のパルス幅(μ~msec)で照射し、選択的な熱変性により、老人性色素斑、雀卵斑、脂漏性角化症などの表在性皮膚良性色素性疾患、毛細血管拡張症や赤ら顔などの血管病変の治療に加え、長期減毛にも適しています。基盤技術としてSWT(特定波長カット技術)を搭載することにより、多目的プラットフォームとして表皮組織損傷を最小限に抑えたダウンタイムのほとんどないフルフェイストリートメントを提供します。

美容内服薬

◎美容内服薬

美容内服は、肌悩みの改善に効果が医学的に認められている内服薬です。
市販薬や化粧品には配合が認められていない含有量で、有効成分を配合できる点が特長になります。

しかし、「美容内服を飲んでいるけど、効果が実感できない。」「いつまで飲み続けたらいいのかわからない。」と不安な方もいるかと思います。

大体3か月以上の継続服用で効果が実感しやすい傾向にあります。年齢により肌のターンオーバーにかかる時間が違うことも影響します。

当院では①シナール錠、②トラネキサム酸錠、③ユベラ(トコフェロール酢酸エステル)錠を用意しています。

3種セット 1カ月分(各30錠)¥7.000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎シナール錠 シミ・ニキビに効果的     1カ月分(90錠)¥3.300 

シナールは、紫外線を受けた肌をケアしたい方や、炎症によるニキビを治したい方に相性が良い処方です。
アスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸(ビタミンB5)が配合されています。
シミの原因であるメラニンの生成を抑制することで、シミを予防します。
また、肌のバリア機能を強化する作用で、メラニン生成の原因となる紫外線や摩擦から肌を守ります。
さらに、皮膚の炎症を抑える作用で、炎症性のニキビの改善効果を期待できます。

◎トラネキサム酸 肝斑・美白といえばコレです      1か月分(90錠)¥2.200

トラネキサム酸は、肝斑などのシミにお悩みの方や、美白効果を得たいという方に相性が良い内服薬です。
人工的に作り出されたアミノ酸の一種で、シミの原因であるメラニンの生成を抑制する作用を持ちます。
また、抗炎症作用により、炎症を伴うニキビが色素沈着してできたニキビ跡の改善効果が期待できます。
レーザーでの治療が合わない場合がある「肝斑」治療の第一選択として用いられます。

◎ユベラ(トコフェロール酢酸エステル)錠 ミ・シワ・アンチエイジングのビタミンE  1カ月分(90錠)¥2.200

ユベラは、アンチエイジングのケアで、肌を若々しく保ちたいという方に相性が良い内服薬です。
ビタミンEを主成分とする内服薬です。
ユベラは「若返りのビタミン」と呼ばれることもあるほど、強い抗酸化作用を持ちます。
老化の原因となる活性酵素を取り除き、シワ・たるみを予防します。
また、血行促進作用により、肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常化させて、シミの改善に働きかけます。

皮膚科の対象となる主な疾患

  • 湿疹
  • 蕁麻疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 脂漏性湿疹
  • ヘルペス
  • 帯状疱疹
  • にきび
  • いぼ
  • たこ・うおのめ
  • 水虫(足白癬)
  • 爪白癬
  • 巻き爪
  • 水疱症
  • 乾癬
  • 膠原病
  • 皮膚感染症
  • 良性・悪性腫瘍

湿疹

皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。ひどい場合は、水ぶくれなどができ、皮がむけることもあります。
原因としては、洗剤や石鹸、汗や髪の毛など様々な外的な刺激によるものが多いですが、自己免疫や食物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどもあります。湿疹・かぶれなどはかゆみを伴うことが多く、つい掻いてしまいがちです。しかし、掻くことで患部をかき壊してしまい化膿や悪化を招き、さらに患部が広がりかゆみがひどくなることも少なくありません。治療はステロイド外用薬や保湿剤を使用します。かゆみがひどい場合は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬でかゆみを軽減します。湿疹が外的要因で生じる場合、その原因物質に触れないようにすることも大切です。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じになることもあります。発症して6週間以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。じんましんの治療は、まず原因や悪化因子を探して、それらを取り除く、または避けるようにすることです。アレルギーが原因であれば、原因アレルゲンや刺激を回避します。仕事や勉強などのストレスや不規則な生活を避けることも重要です。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や塗り薬が中心となります。

アトピー性皮膚炎

原因としては、皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)、心理的要因の3つが重なって起きると考えられています。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が繰り返し起こります。左右対称で、慢性の湿疹と皮膚の乾燥が生じるのが特徴であり、かき壊しが続くと湿疹が拡大し、状態がひどくなります。花粉症や食物アレルギーとは異なり、アレルゲンがあるから発症するわけではありません。皮膚の弱い体質、皮膚のバリア機構が不十分な人に発症することが多い病気で、ダニや食物アレルギーを伴いやすい特徴があります。
治療は、バリアの機能を補うためのスキンケア、皮膚の炎症を抑えるためのステロイド外用薬やタクロリムス外用薬、かゆみを軽減させる抗ヒスタミン薬内服、かゆみを悪化させないための環境整備や対策が基本となります。とくに乾燥する秋から冬は、たっぷり保湿をするようにしましょう。また、ストレスや疲労をきっかけに悪化することが知られていますので、これらをため込まないように注意しましょう。

にきび(尋常性ざ瘡)

にきびは多くの人が経験するとても身近な皮膚疾患です。とくに思春期にできることが多く、気にする方も少なくありません。にきびの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴にたまった皮脂を栄養源にして、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。
大人のにきびは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。治療は、にきびの種類と重症度を判断し、外用薬(抗生物質、イオウ製剤など)、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬など)を使用します。
適切な治療を行わず放置してしまうと、毛包の組織が破壊され「にきび跡」になる場合があるので注意が必要です。以前は軽いうちはスキンケアで対応し、症状がひどくなったら医療機関にかかるケースが一般的でしたが、近年は治療法が進み、早期の症状から医療機関で治療できるようになっています。にきび症状でお悩みの際は、放置せずにご相談ください。

単純疱疹(ヘルペス)

単純ヘルペスウイルスに感染することで発症します。口の周りや口内に小さな水ぶくれや傷ができる1型と、外陰部やでん部など下半身に発症する2型の2種類のウイルスがあります。初めて感染したときは、人によってひどい症状が出現することがあります。口内に小さな深い傷ができ痛みで水分がとれなかったり、高熱や歯ぐきが赤く腫れて出血したりすることもあります。治療は抗ウイルス薬を使用します。疱疹が出る前にチクチクするといった予兆があることが多く、その時点で薬物療法を始めると治りが早まります。単純ヘルペスウイルスは神経節に入って潜伏するため、薬で完全に取り除くことができません。そのため寝不足、疲労、かぜなどで免疫力が低下すると再発することがあります。

帯状疱疹

水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによって発症する病気です。頭部から下肢までの間で体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状に出現します。上半身に現れることが多く、顔面、目の周囲にみられることもあります。ピリピリと刺すような痛みが生じ、夜も眠れないほど激しい場合もあります。顔に生じた場合、目の障害や顔面神経麻痺、内耳障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがまれにあります。多くは、皮膚症状が治ると痛みも消失しますが、神経の損傷によってその後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」という合併症が残ることがあります。
帯状疱疹は早く皮膚科を受診し、早期に治療することが非常に大切です。早期治療により、帯状疱疹後疼痛の発症を低減することが期待できます。

乾癬

銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑(赤い斑点)が全身に出現する病気です。乾癬(かんせん)の多くが、この症状であり、尋常性乾癬と呼ばれています。
大きさや数、形は様々で、発疹が癒合し大きな病変となることもあります。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。刺激を受けやすい部位にできやすく、頭部、ひじ、ひざ、でん部、下腿などに多く認められます。かゆみは半数程度の方にみられますが、内臓に障害を及ぼすことはありません。
乾癬は慢性で軽快と悪化を繰り返します。病気の程度、状況などに応じて治療法を選択します。

水虫(足白癬)

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられます。足白癬は趾間(しかん:指の間)型、小水疱(しょうすいほう:水ぶくれ)型、角質増殖型のタイプに分類されます。趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、じくじく、かさかさ、赤み、水ぶくれなどが生じます。小水疱型は、土踏まずや足指に水ぶくれや細かい皮むけが生じます。角質増殖型は、踵(かかと)を中心に足裏の皮膚が厚くなり、ひび割れたり、粉をふいたりした状態になります。冬に乾燥やひび割れを起こしやすくなります。これらのタイプが混在することもありますし、かゆみがないこともあります。治療は病態に応じて塗り薬や内服薬を使用します。

いぼ

いぼは皮膚から盛り上がっている小さなできもので、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症します。ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれています。いぼのウイルスは傷などから皮膚に入り、皮膚の深層の細胞に感染して、周囲の正常細胞を押しのけて増殖し続けます。痛みやかゆみは伴いませんが、放置するとさらに増えたり、人にうつしたりすることがあります。小児からご年配の方まで男女を問わずみられます。 いぼができ、掻いて治そうとするとかえってウイルスを拡散してしまう可能性があります。いぼを見つけたときは、数が少ないうちにご相談ください。いぼの治療は、炭酸ガスレーザー治療や液体窒素による冷凍凝固療法などがありますが、塗り薬、貼り薬、漢方を併用するなどご本人に適しているものを選んで行います。

たこ・うおのめ

足の皮膚の一部分に慢性的な圧迫などの刺激が加わり発症します。たこは皮膚の表面の角質が部分的に厚くなるもので多くは痛みはありませんが、痛みや赤みを伴う場合は、細菌感染を起こしている可能性がありますので、早めに皮膚科を受診してください。うおのめは厚くなった部分にさらに刺激を受けて硬く、芯を持つようになってきます。歩く度に刺激され痛みが生じます。治療はメスなどで削る角質除去法があります。
また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)といういぼの一種です。うおのめと似ていますが、これはイボウイルス性の腫瘍で知らずに削ってしまうと、かえって患部を広げてしまうことがありますので注意が必要です。鑑別をきちんとつけるためにも、皮膚科の受診をおすすめします。

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